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美と健康のコラム

おなか 冷たくないですか?

2015.02.13

川嶋朗先生のメルマガをシェアさせていただきます。

冷えている自覚のある人もない人も、
朝、起きぬけに自分のおなかに
手のひらをあててみてください。

ひんやりしているようなら、
いまやっている健康法が体を冷やして、
逆に病気を呼び込んでしまって
いるかもしれません。

体の冷えは、実はさまざまな体の
トラブルを引き起こす深刻な症状です。

「なんとなく体調がよくない」
「疲れやすい」
「肩こりや腰痛がつらい」
「メタボ気味で血糖値や血圧がちょっと高め」

などなど、あらゆる不調や病気の原因は
「冷え」にある場合が多いのです。

実際、具合が悪い人の体は
たいてい冷えきっていて、

私の外来に来る患者さんの多くが
「冷え(低体温)」を訴えます。

東洋医学では、
診察をするときに「腹診」
(おなかに手をあてて診断する方法)
を行いますが、

私のこれまでの臨床経験からいっても、
うつ病、不妊症、がん患者の方の
おなかは、ほぼ全員冷えています。

ひんやりとしていて、
とても普通ではないと感じます。

* * *

なぜ、体を冷やすのが問題なのか。

人間の体内では
生命活動を維持するために、
さまざまな酵素が活動しています。

細胞の合成や分解、
食べ物を体組織とエネルギーに換える
代謝などもすべて酵素の働きですし、

酵素には脂肪やタンパク質、糖の分解や
インスリンの生成を担うものもあります。

この重要な酵素が最も活発に
働いてくれる体温は36.5から37度で
体を冷やして体温が1度下がると、
酵素の働きが50%以下に
落ちてしまうものもあります。

そのため、低体温では
「タンパク質の合成酵素」が働かず、
体に必要な物質がつくれません。

また、
「糖や脂質が分解できない」
「インスリンが十分に生成されない」
となると、糖尿病や脂質異常症など
代謝性の病気を呼び込みかねません。

さらには、人間がもともともっている
がん遺伝子(プロト遺伝子)を修復する
酵素の働きも悪くなり、がんのリスクを
高めてしまいます。

健康のために不可欠な酵素の活性
決めているのが体温だといっても、
過言ではないのです。

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